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『江戸更紗柄図鑑』(1/10) 「江戸更紗とは」ほか

2009.01.06

sarasa.jpg1/10発売予定の『江戸更紗柄図鑑』(STUDIO TAC CREATIVE)にて、更紗の歴史について書かせていただきました。

本書は、新宿で88年の歴史をもつ江戸小紋・江戸更紗の工房「染の里 二葉苑」に引き継がれてきたさまざまな柄を、たっぷり収録した図鑑。柄についての説明もあり、しかも全ページカラー!という贅沢な図鑑です。

私は、巻頭の「江戸更紗とは」を書きました。桃山時代から江戸時代にかけて日本に輸入された、インド更紗。やがて、日本でも作られるようになった和更紗。さらに、江戸中期以降に大量に輸入されるようになった、ヨーロッパ更紗。・・・更紗という布を通して、江戸時代の日本人は、意外とかるがると世界とつながっていたようなのです!そんな更紗をめぐるダイナミックな歴史について、書きました。ぜひご覧くださいね・・!

◆『江戸更紗柄図鑑』 出版社:STUDIO TAC CREATIVE 定価:2,500円